Home arrow What's a Thanka ? arrow What's a Mandara ?
曼荼羅とは? プリント メール
作者 kanri   
2008/01/03 木曜日 03:33:51 JST

曼荼羅とは


曼荼羅とはサンスクリット語で(本質を表わすもの・円)の意味。仏教的な宇宙観を描いたもので、部分と全体、個人の存在と宇宙、聖と俗など相反するものの合一。すなわち悟りを得た者の境地を目に見える様に表わしたものであるチベット語では(キルコル=キル 中心、コル 回る)と呼ぶ。曼荼羅は細かいところまで経典に従って描く。特別な仏教儀式、供養の本尊などに使われ、鮮やかな色彩、緻密なシンメトリーが特徴。代表的な曼荼羅は、宇宙を象徴する図形の中に守護尊(イダム)が描かれる。
(ホワイト・ターラー曼荼羅
P−1)。

 


P-1
P-2
P-3
P-4


 

胎蔵界曼荼羅と金剛界曼荼羅


日本の代表的な曼荼羅には、胎蔵界曼荼羅と金剛界曼荼羅がある。胎蔵はサンスクリット語の(ガルバ・ウドバウァ)ー子宮よ りの誕生の意味で、慈悲を表わす。大日経に基ずいて、主尊には大日如来が描かれる。金剛頂経に基ずく金剛界曼荼羅の主尊も、同じく大日如来。金剛はチベッ ト語でドジェ、サンスクリット語でバジュラ。空(くう)のエネルギーを示す。

カーラチャクラ曼荼羅


チベットの代表的な曼荼羅のひとつ。究極の密教とされるカーラチャクラ(時輪)タントラに基ずいて、かんじょう儀礼(高層 が弟子に教えを授ける)ために描かれる。四重の構造は、宇宙と小宇宙、仏と自己の関係を示している。ダライ・ラマ法王によるカーラチャクラ大かんじょう (ドゥコル・ワンチェン)では、カーラチャクラの経典による砂曼荼羅が描かれる。
(カーラチャクラ曼荼羅
P−18

代表曼荼羅


ドジェ・パグモ(金剛I亥母)の曼荼羅

世界の発生を意味する。ドジェ・パグモは赤い顔で、右手に曲刀、左手にどくろ杯を持ち、無知と欲望を悟りへ転化させるエネルギーを持つ。

五部族曼荼羅

ネパールでよく見掛ける曼荼羅。五仏が文殊(マンジュシェリ)の姿を取り、中央ハアクショーブヤ、東はヴァイローチャナ(大日)、南はラトナサンバヴァ、西はアミターパ(阿弥陀)、北。(P−20

サンバラ・タントラ曼荼羅

チャクラサンバラ(勝楽:天)を本尊として描かれる。四方が四色に塗り分けられ、東は白、南は黄、西は赤、北は緑。周囲は蓮華輪や金剛、火炎、八大屍林(墓場)によって囲まれている。

悪趣清浄タントラの曼荼羅

代表的なパターンはヴァイローチャナ(毘盧舎那仏)。太陽の様に光を照らす仏死者を地獄に落とさないと言う意味合いがあり、葬礼の時によく用いられる。


立体曼荼羅


チベットではよく見掛けるもので、ラサのポタラ宮のカーラチャクラ立体曼荼羅などが有名。写真は四方神(東西南北)を表わした立体曼荼羅で、儀式に用いられる。(P−3)

砂曼荼羅


着色した砂粒で描かれる曼荼羅。最も正式な曼荼羅作成法とされる。経典に従って僧が描く。完成し、儀式が終了した時点で、儀礼とともに破壊(破壇)され、水中に流される。煩悩を絶つ意味もある。(P−4)

最終更新日 ( 2008/03/11 火曜日 07:14:20 JST )